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KYについて
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vol.15ではインタビューやmusicレビューを担当した高塚です。
KYって、MK5ノリな今風の表記だけど、実はその淵源て深いのかなあ、なんて最近思いました。
英国に留学してた時、皆どこか行儀良くてシャイな気がして、謂うところの“欧米人”を夢想してた私は幾分拍子抜けした記憶があります。
山本七平によれば、日本人が付和雷同的な気質を持ち併せているのは300年も前からだということだし。
してみると、そこに共通する島国って境遇が、幾らか人性に影響してる気もします。
KYって要は、或る文脈で期待されてる役割とかポジションとかから逸脱すること。
村社会じゃKYかどうかは死活問題だろうし、そんな環境に暮らす人にとって隣人の関心事を察することなどは朝飯前で。
そうやって暗黙知や疎通が発達したんでしょう。
個人とか個が存在して価値が乱立する時代じゃ、隣が何考えてるか分からない、ことだってある。
だから人はある種の構えと観察眼をもって、めくるめく変わる文脈読んで、出方考えて危機管理する。
…ああ、てことはKYって、勇敢なのかも。